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(有)山米鮮魚
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『松葉がに』とは『ずわいがに』のオスのことで、山陰地方の呼び名です。北陸地方では『越前がに』と呼ばれたり、その地方で呼び名が異なります。 そのうち、『松葉がに』・『越前がに』は身入り・味ともに絶品で珍重されています。 メスの呼び名も様々で、ここ兵庫県では、『セコガ二』や『子持ガニ』と呼ばれ、他県では『親ガニ』・『セイコガニ』・『コッペガニ』などと呼ばれています。
冷水を好み、日本海をはじめオホーツク海、ベーリング海など広くに分布します。日本海では水深200m〜400mの所に生息します。
この辺では底曳き網漁法で、網を曳きながら海底の蟹を捕ります。浜坂港は、底曳船が13隻(内7隻は大型船)あり、他の港と比べると多く、松葉蟹の水揚げ量も日本一となっています。
毎年、11月上旬に解禁となり、3月下旬で終了します。(メスのセコガニは12月いっぱいで終了します。)
普通、みなさんが思い浮かべる『松葉がに』はオスで、甲羅の幅が8〜16cm位あります。言うまでもなく、身の味は絶品で、しかも『かにみそ』も最高でまさに冬の味覚の王者です。 それに対し、メスはかなり小さく甲羅の幅が7〜10cm前後しかありません。この辺では『セコガニ』や『子持がに』と呼ばれ、塩茹でして、身よりは『外子(甲羅の外側の子)』と『内子(甲羅の内側の子)』を食します。特に内子は量も少なく、美味で日本海の珍味のうちの一つです。また、生のセコガニを刻んで、大根の千切りなどといっしょに味噌汁などに入れれば、とてもいいダシがでて、とても美味しいです。
毎年11月6日または7日に、松葉ガニの水揚げ量日本一のここ浜坂港で、松葉がにの初競りがおこなわれます。この日は、市場内は仲買人や関係者をはじめ、取材の方や観光客など大勢の人でにぎわい、市場一面に敷き詰められた松葉蟹をめぐって、おおいに盛り上がります。